わたし、仕事やめて無職なんだけど口座の開設ってできるのかしら?
申し込みはできるよ。たぶん審査も通るんじゃないかな?
仕事をやめて無職の方、アルバイトで生計たてている方でも証券口座の開設はできるのでしょうか?
結論から言えば「申し込み誰でもできるので試しに審査を受けてください。」となります。
改めて口座開設の流れを確認しよう
改めて口座開設の流れを確認してみよう
口座開設の流れを整理してみましょう。
- 口座開設の申し込み
- 口座開設に必要な書類の提出
- 審査
- 問題なければ口座開設完了
口座開設の申し込み自体は誰でもできます。申し込み内容に不備がなければ、口座開設の書類を受け取ることもできるでしょう。
問題は「審査」ですね。ここは誰でもとおるわけではありません。
口座開設の条件ってなんだっけ?
そもそも口座開設できるかどうかの条件ってハッキリしてるの?
審査基準は明確にはなっていないんだ
口座開設ができるかどうかの明確な条件はどの証券会社もハッキリと示していません。
審査に落ちたとしても、落ちた原因も教えてくれないんですね。
ただ、おおむね以下の条件を満たせば審査は通るようです。
- 日本在住である
- 本人確認書類がある
- 本人確認書類に記載されている場所に住んでいる
- 20歳以上である(親権者が開設していればOKなど例外あり)
- 証券会社勤務ではない
無職だと審査に必ず落ちる?
わたし、無職だけど審査通るかしら?
入力欄があるくらいだし、無職ってだけで落ちたりしないよ
職業の入力欄を「無職」を選んでも、それだけで審査に落ちることはありません。
専業主婦の方や年金受給者の方は「無職」になりますし、無職というだけで審査を落としていては証券会社側も大事なお客さんを逃してしまいますよね。
「無職」かつ「運用に使える資産が0円」でも審査がとおる証券会社もあるようです。審査基準がわからないので必ずとおるとは言えませんが、審査にかけるのは無料ですし書類を出すだけだしてみるのが正解ですね。
信用取引口座・先物取引口座は基準がもう少し高いので注意
リスクの高い取引は基準が高くなるよ
いままでの「口座開設」は証券会社の総合口座でのお話でした。
総合口座は通常の株式投資や投資信託を行うための口座ですね。総合口座の特徴として「支払ったお金以上に損することがない」という特徴があります。
株式を購入したあと、購入した株式の会社が倒産して株式が紙切れになったとしてもゼロ円になるだけでマイナスにはなりません。
一方、信用取引口座では口座にあるお金以上に「払え」と言われる可能性があります。
信用取引は「3日後に株式を買いなおすから、私を信用してイマ売っておいて」という取引です。「私のことを信用して、一時的に株を貸してください」という取引ですね。株式が値下がりすることを狙って、持ってない株式を売る取引形態になります。
値下がりすると思って株式を売っても、予想が外れて株式は値上がりすることもあります。値下がりすると思っていた株式が値上がりしてしまうと、口座にあるお金よりも株式の値段が高くて買いなおすことができない事態が発生するんですね。
このように信用取引口座は想定よりお金がマイナスになることがあるため、総合口座よりも開設の基準が高く設定されています。先物取引口座も同じ理由で開設の基準が高く設定されています。
まとめ
無職やフリーターの方でも口座を開設できるかどうかのお話でした。
結局、申し込んでみないとわからないってことね
そうだね。職業だけで審査に落ちはしないけど、申し込んでみないとわからないよ
「わたし、無職だから口座開設はムリだなぁ」と思ってる方は試しに証券会社に口座開設を申し込んでみてください。
意外とあっさり審査が通るかもしれませんよ。