アセットアロケーションが崩れたらやる。。。リバなんとか?ってどうやるの?
リバランスだね。やり方を説明するよ
アセットアロケーション(資産配分)は、運用していると割合が変わることがあります。
たとえば、年始に海外株式50%・国内株式50%で買っていて、年末に以下になったとします。
- 海外企業の業績が良くて海外株式が20%値上がり
- 日本企業の業績が悪くて国内株式が20%値下がり
こうすると資産は海外株式70%・国内株式30%になります。
今回はアセットアロケーションの割合が崩れた場合に行うリバランスについてお話ししますね。
Contents
リバランスをやる意味
そもそもなんでリバランスするの?
アセットアロケーションを組むとき、リスクとリターンを考えて自分が納得できるバランスを取ったはずです。
バランスが崩れている場合、予定より「リスクの取りすぎ」や「リターンが少なすぎ」になります。
そのため、崩れたバランスを調整するリバランスが必要になるのです。
リバランスは定期メンテだね
リバランスは頻繁にやるとコストがかかります。
だいたい半年か一年に一回の頻度でバランスが崩れていないかの見直すといいですよ。
リバランスの具体的なやり方を説明
バランスを整えると言われても具体的にどうすればいいかわかりませんよね。
具体的なやり方について説明します。
リバランス方法1:投資信託売買型
高い投資信託を売って、安い投資信託を買うやり方だよ
値上がりした投資信託を売却し、値下がりした投資信託を購入する方法です。
メリットは資産運用に使うお金のすべてを金融商品に使えることです。
デメリットは投資信託の売却時に課税されることと手数料が発生することです。
せっかくの利益に課税されてしまうため、バランスが大きく崩れたときに行う最後の手段として使いましょう。
バランスを整えるって言われて、一番イメージしやすい方法だね
リバランス方法2:スポット投資型
割合が低くなった投資信託を追加で買って割合を戻すやり方だよ
値下がりした投資信託を追加で買って、バランスを戻す方法です。
メリットは課税されないことです。
デメリットは投資信託を追加で買うためのお金が必要なことです。
ボーナスなど定期的にまとまったお金がはいる人にオススメの方法です。
ボーナスがもらえる人は、そのタイミングでバランスが崩れていないか見直すといいよ
リバランス方法3:積立額調整型
毎月の積立額を調整して、バランスを戻す方法だよ
毎月の積立額を調整し、値下がりした投資信託を重点的に積立して調整する方法です。
メリットは課税が発生しないこと、買い増し用の資金準備がいらないこと。
デメリットは大々的なリバランスができないこと、リバランスに時間がかかることです。
ぼくはこの方法でリバランスしてるよ
まとめ
リバランスの方法についてのお話でした。
リバランスって具体的になにやればいいの?と思っていた方は参考にしてください。
リバランスは手間ですが、リスクの取りすぎを予防するため必要な作業になります。
めんどくさくても、キチンとやりましょうね。
どうしてもめんどくさいって方はバランスファンドを検討してみてください。
リバランスをバランスファンドの中でやってくれるので自分でリバランスする必要がないですよ。
バランスファンドについてはバランスファンドを読んでね