アセットアロケーションがまったくぜんぜん決まらないわ!
アセットアロケーションの決め方の例について説明するね
アセットアロケーションを決めるのは難しいですよね。
今回は私がアセットアロケーションを決めたときのやり方を紹介します。
Contents
step1.世界の時価総額を調べる
どこの国に資産を何%割り振るか決めるよ
世界の時価総額をもとに国内資産・先進国資産・新興国資産の割合を決めます。
2017/06時点の時価総額では下記の通りですね。
- 国内資産:8.4%
- 先進国資産:82.4%
- 新興国資産:9.2%
step2.自分の年齢をもとに株式と債券の割合を決める
株式と債券をそれぞれ何%もつか決めるよ
若いほどリスクの大きい資産を持って失敗しても取り返すことができます。
資産運用の世界でよく言われている考えが「株式は100-自分の年齢だけ持てる」という考えです。
この考えをもとに株式と債券の配分を決めます。たとえば30歳であれば株式70%、債券30%ですね。
step3.不動産(REIT)を入れるか検討する
資産に不動産を組み込むか決めるよ
株式、債券の他に不動産(REIT)を入れるか検討します。
不動産を組み込むことで分散投資の効果を高くできます。ただし、不動産はリスクの高い資産ですので資産全体のリスクは高くなります。
組み込むかどうかは好みの問題になります。シンプルな配分がお好みなら不動産は組み込まなくてもOKです。
組み込む場合は資産全体の10%程度、多くても20%程度にとどめましょう。
今回は10%組み込んでみます。株式と債券の比率に0.9をかけ、残りの10%を不動産に回しています。
step4.各資産の割合を計算する
表を埋めて各資産の割合を計算するよ
国別の比率と試算別の比率を掛け合わせた比率が積み立てるべき比率になります。
国内8.4%、株式63%なら掛け合わせて5.29%ですね。他の比率もそれぞれを掛け合わせて計算します。
step5.実際に毎月積み立てる金額を計算する
具体的に毎月いくら積み立てるか計算するよ
最後に実際に毎月積み立てる金額を計算しましょう。
各試算別の比率が計算できたら、毎月積み立てる金額を各試算比率にかけて計算は完了です。
毎月30,000円を積み立てるとすると、国内株式は30,000×5.29%で1,588円ですね。
まとめ
超具体的なアセットアロケーションの決め方でした。
リスク・リターンはあまり考慮せずに世界の時価総額から決める方法になります。
株式、債券の比率は自分の年齢に応じてアレンジしてくださいね。