貯金しかしてないけど、資産運用してみたいわ!
はじめての資産運用には「インデックス投資」がおすすめだよ
- 資産運用に興味はあるけど運用するお金がない
- なんだか資産運用って難しそうだし、私にはムリ
- お金が減ったらイヤだし、あまりリスクは取りたくない
こんな方は多いのではないでしょうか。私も資産運用を実際に始める前は、すべてに当てはまっていました。
でも、資産運用はやり方さえ分かってしまえば、100円から始められて、ほったらかしの手間いらず運用で、リスクを抑えつつ、お金を増やしていくことが可能なんです。
このサイトではあなたの不安に応える資産運用方法の「インデックス投資」についてお話ししていきます。
私も社会人2年目でインデックス投資を始め、年に1時間ほどの作業で既に250万円以上の運用益を出すことに成功しています!
この記事ではインデックス投資とはどういった投資なのか、どうやって始めればいいのかを具体的にお話しさせていただこうかと思います。
Contents
インデックス投資ってなに?どんな投資方法なの?
そもそもインデックス投資ってなに?
「インデックス投資」はマイナーな投資なので、名前も聞いたことない人が多いでしょう。
まずは「インデックス投資」がどういった投資方法なのか、どれくらい資産が増えるのかについて、順を追って説明します。
「インデックス投資」はインデックスファンドを使った投資方法
インデックス投資は金融商品の「インデックスファンド」を使う投資方法になります。
株式を使う投資手法は株式投資、不動産を使う投資手法は不動産投資、インデックスファンドを使う投資手法はインデックス投資です。
インデックスファンド……聞いたことのない単語が出てきたわ
たくさんの種類の株式や債券をみんなで買って、分けあう商品だよ
みんなで買って、分けあう?
金融商品といえば株式や債券が主な商品になります。
株式にはコカ・コーラ社の株式やTOYOTA社の株式など色々な株式がありますが、それらたくさんの株式をまずはみんなでお金を出しあって買います。その買った株式たちの成果を出したお金に応じて山分けするのがインデックスファンドです。
債券のインデックスファンドについても同様に日本国債やアメリカ国債など色々な債券をみんなで買い、成果に応じて山分けします。
「インデックスファンド」を毎月買っていく投資方法が「インデックス投資」になります。
毎月買うだけでいいの?
そうなんだ。企業研究とかはしなくていいよ
インデックスファンドのインデックスってなに?
インデックスファンドのインデックスってなに?
インデックスは「指標」という意味だよ
インデックスは「指標」という意味でTOPIXや日経平均株価などの経済指標のことです。TOPIXや日経平均株価は日本経済全体の平均点ですね。インデックスファンドはこの経済指標と同じ値動きを目指し、平均点を狙うファンドになります。
インデックスファンドのファンドってなに?
インデックスはわかったわ。ファンドってなに?
投資信託のことだよ
厳密には違いますが、ファンド=投資信託と覚えてもらってかまいません。
投資信託はみんなからお金を集めて、まとまったお金をプロの投資家が運用する仕組みです。1つ数十万する株式でもみんなからお金を集めたら何種類も買うことができます。こうして作った株式の詰め合わせセットを少額から販売しているんです。
債券のインデックファンドについても、株式と同様にみんなからお金を集めて、日本国債やアメリカ国債など何種類も債券を買って詰め合わせセットを販売しています。
インデックスファンドを毎月買う理由は?
なんで毎月買うの?まとめて買えばいいじゃない
それでもいいけど、大塚さん何十万円もまとめてお金だせる?
あ。お給料ためないと出せないわ
インデックス投資ではインデックスファンドを毎月コツコツ買っていきます。お金があるならインデックスファンドをまとめて買ってもいいですが、もらったお給料の一部をコツコツ投資する方がムリなく続けられます。
ムリのない範囲で投資するのがコツだよ
インデックス投資を始めるにはまとまったお金がいるの?
はじめるにはまとまったお金がいるの?
まとまったお金がいらないところも初心者におすすめなんだ
インデックス投資では不動産投資のように始めるときにまとまったお金は必要ありません。いつでも始められる投資手法になります。
最初にまとめてドカンと買った方がいいんじゃないの?
お金があるならそれでもいいけど、それより毎月コツコツ貯める方が重要な投資なんだ
インデックス投資は毎月コツコツ貯めることが重要な投資になります。まとまったお金があればまとめてインデックスファンドを買ってもいいですが、まとまったお金がなくても始めることができます。
はじめるための初期コストもないよ
インデックス投資はいつでもやめられるの?
やめるのっていつでもできるの?
やめたくなればいつでもやめられるよ
インデックス投資は保険や定期預金と違い、やめたくなればいつでもやめることができます。やめたとしても違約金はかかりません。購入していたインデックスファンドを解約して現金化すれば終わりです。
いままで貯めたインデックスファンドを解約するほどではないけれど、毎月コツコツ貯めるのが辛くなった場合は毎月の額を減らすこともできますね。
どうしてもムリならいつでも止められるよ
インデックス投資の資産シミュレーション
ずばり聞くけど、インデックス投資ってどれくらい儲かるの?
必ず増えるわけじゃないけど、年利3〜7%は狙えるかな
インデックス投資は投資ですので、銀行預金のように必ず増えるわけではありません。しかし、平均するとこれくらい増えそうという値を出すことはできます。
なにをどれくらい買うかによって成果にブレはありますが、インデックス投資を定年まで続けた場合の運用シミュレーションを出してみますね。
これは22〜65歳の間、毎月3万円をインデックス投資で運用した場合のグラフだよ
なんか、線がたくさんあってわかりづらいんだけど。。。
このグラフはインデックス投資で毎月3万円を積立てたグラフです。
年間のリターンが5%、リスクが13%で計算しています。
リターンは増えるお金よね?リスクってなに?
運用成果にどれくらいバラつきがあるかのブレ幅だよ
投資信託は投資の一種ですので、成果にブレがあります。このブレの幅がどれだけ大きいかの目安がリスクになります。
一般的に「リスク」といえば「危険性」ですが、投資の世界では「リスク」は「予定とブレること」を指します。プラスのブレでもマイナスのブレでも「リスク」です。リターンが大きくなりすぎて儲かり過ぎるのも「儲かりすぎるリスク」となります。
ふだん使っている「リスク」の使い方と違うので気をつけてくださいね。
リスクが大きい投資は成功すれば大きく儲かりますが、失敗すれば大きく損をします。リスクが小さい投資は成功しても儲けは少ないですが、失敗した場合の損も少ないです。
リスクが大きいのがパチンコで、リスクが小さいのが貯金ね
そのたとえは極端だけど、いちおうあってる?のかな。。。
投資信託は購入前に、運用する株式や債券からリスクとリターンを確認することができます。リスクとリターンを見ることで最高のケース、最悪のケースが想定できるのです。
毎月3万円を積み立てた場合の積立総額は赤い線です。
インデックス投資を長く行うと、だいたい(68%の確率で)この塗りつぶした範囲におさまります。
事前に計算できるの?
リターンとリスクがあれば、おおよそ計算できるよ
インデックス投資を続けた場合、ほとんど(95%の確率で)この成果になります。
ほんとうにこんな運用ができるの?
実際にリターン4.9%、リスク12.5%のインデックスファンドは売ってるから、現実的な数値だよ
インデックス投資のメリット
インデックス投資のメリットを説明するよ
インデックス投資は、お金が増えるだけではありません。株式投資や不動産投資と比べてメリットが色々とあるため、これらについてもう少し詳しく見てみましょう。
低額から分散投資ができる
分散投資をするためには、本当はお金がたくさん必要なんだ
インデックス投資ではインデックスファンドを使うため、たくさんの株式や債券に分散して投資することができます。分散投資はリスクを下げる効果があり、資産運用の基本ですので、ぜひ実践したい投資です。
ファンドを使わない場合、株式や債券を何種類も買えるお金がないと分散投資ができないんですよね。
株式は数万円するので、分散するために何種類も買うと数十万円かかります。さらに高い株式になると1種類で数十万円、数百万円するものもあります。
みんなのお金をあつめることで、高い株式を組み込んだ分散投資を実現できるのがインデックス投資の大きなメリットです。
最近は、インデックスファンドの最低価格も下がってきていて100円から買うことができますよ。
インデックスファンドって100円から買えるの!?
投資のプロに運用してもらえる
投資のプロに運用してもらえる点も心強いね
インデックスファンドはプロの機関投資家であるファンドマネージャーが運用してくれます。プロが責任を持って、株式や債券を運用してくれるため安心感がありますね。
手間がかからない
作業時間は年間で2〜3時間。慣れたら1時間くらいだよ
みじか!?
インデックス投資は毎月コツコツとインデックスファンドを買い足すだけの投資になります。そのため、毎月積立購入の設定を一度してしまえば作業はほとんど発生しません。
年に1回、自分の持っている株式や債券の割合を確認して、割合が変わり過ぎていたら割合を直す作業が発生するだけです。直す作業も売却・購入をするだけですのでネット証券で運用していればボタンクリックだけで完了です。
インデックス投資のデメリット
面白みがない
インデックス投資は地味で退屈なんだ
インデックス投資は毎月コツコツとインデックスファンドを買うだけの投資であるため、ロマンやドラマはありません。投資が趣味で企業研究などを積極的にしたい方には向いていません。
一気に儲からない
ホームランは狙えないよ
インデックス投資は平均点を取り続ける投資であるため、資産が一度に10倍になるような大勝利は期待できません。将来大きく値上がりする銘柄を見極めることができ、一気にドカン!を狙える方には魅力のない投資といえます。
ダメな企業にも投資してしまう
どの企業の株式を買うかが自由に選べないんだ
インデックスファンドでは、指標にあわせた運用をするために色々な企業の銘柄を売買します。そのため、自分から見たら「ダメな企業」に投資を行うこともあります。「応援したい企業」「成績のいい企業」だけに投資をしたい方には向いていない投資になります。
経済の勉強にならない
個別銘柄の株式投資に比べて、勉強にはならないよ
個別銘柄で株式投資を行う場合、業界動向や企業情報を調べあげ、納得した上で投資を行うことになります。この研究作業は大変ですが、自分のお金がかかっているため真剣に調査します。だから非常に勉強になるんですね。
インデックス投資では個別銘柄の研究をする必要がないため、個別銘柄の投資に比べて経済の勉強にはなりません。
手間がかからないのは魅力だけど、勉強にはならないよ
インデックス投資のはじめ方・続け方はこれだけ!
インデックス投資のことはだいたいわかったわ。やり方はどうすればいいの?
やり方をざっくり説明するね
インデックス投資を始める方法は以下のとおりです。
- 証券口座を開く
- 株式や債券の配分(アセットアロケーション)を決める
- インデックスファンドを購入する(毎月積立にする)
- 年1回リバランスをする
インデックス投資のやり方は以上の4ステップだけです。インデックスファンドの購入を毎月積立にすれば、あとは年1回リバランスを行うだけです。はじめ方から続け方までこの4ステップでおさまっていますので、難しいことはありません。
インデックス投資の詳しいはじめ方はこちらの記事にまとめてありますので、よければどうぞ。
ちなみに証券口座にはネット証券と店舗型証券がありますが、証券口座を開くならだんぜんネット証券がオススメです。
なんでネット証券なの?
便利だし、手数料も安いからだよ
ネット証券 | 店舗型証券 | |
---|---|---|
店舗窓口 | なし | あり |
売買手数料 | 安い | 高い |
営業時間 | 24時間 | 9〜17時など |
サポート | 電話・メール | 窓口・電話・メール |
ネット証券では24時間いつでも取引が可能であるため、仕事おわりや朝おきて会社に行く前に取引を行うことが可能です。取引はネット環境さえあればいつでも行えますので、スマホがあればどこでも運用ができます。
さらにネット証券の方が手数料が安くなります。とりあつかう商品と証券会社にもよりますが、ネット証券の方が手数料は1/10程度に抑えられます。使い勝手だけでなく、お金の面でもうれしいですね。
店舗型証券には窓口があり、顔を見て購入商品を相談できる強みはありますが、店舗型証券では証券マンに証券会社にとって都合のいい商品を売りつけられる可能性もあります。その点、ネット証券であれば落ち着いて商品を選べるため、納得のいく商品を自分で選ぶことができるので満足度が高いです。
実際、わたしはマネックス証券をメインにインデックス投資をしており、10年ほど不満なく使っています。
まとめ
インデックス投資がどういった投資なのかをザッとまとめさせていただきました。長々と説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
思ったより簡単そうだわ。仕事しながらでもラクラクできそう。
資産運用ってハードルが高そうだけど、インデックス投資は難しくないよ
「資産運用って難しそう!」と思っている方は多いですよね。私もはじめてみるまではすごい難しそうに感じていました。
しかし、はじめてみたら意外と簡単にできるものだと気づきました。
「資産運用ってお金もちのやることでしょ?」と思っていた人もいますよね?私も調べてみるまではそう思っていました。
インデックス投資は月々100円からできます。缶コーヒー1本分のお金でチャレンジできるんです。
インデックス投資は誰でも簡単にはじめられます。簡単にはじめられて、銀行にあずけておくよりお金はドンドン増えていきます。
あまったお金を銀行に預けているだけでは、インデックス投資をしている人にドンドン差をつけられてしまうので、ぜひこの機会にインデックス投資にチャレンジしてくださいませ!
インデックス投資の詳しいはじめ方はこちらの記事にまとめてあります!